Blog

さまざまなテーマを取り上げる社内ブログ
さまざまなテーマを
取り上げる社内ブログ

【連載 #2】 Webライターになるためには? ― 仕事内容と一日のスケジュールについて ―

前回は、実績ゼロからWebライターとして仕事をしていくには、どうすればよいかについて解説しました。

今回はWebライターのなり方の連載の第2回。Webライターの仕事内容と一日のスケジュールについて紹介していきます。

「Webライターはどんな仕事?」

「Webライターはどんな一日を過ごしているの?」

など、Webライターになりたい方やWebライターになったばかりの方にとって、気になるポイントを分かりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。

Webライターの仕事内容

Webライターの仕事は幅広く、さまざまな分野でWebライティングに携わります。文章が関わるものであれば、そのほとんどが対応範囲といっても過言ではありません。

そのため案件にこだわらなければ、あらゆる種類の文章を執筆することが可能です。

たとえば、企業のWebサイトに掲載するコラム記事、インタビュー記事、ECサイトの中で掲載する商品の説明文など、その仕事内容は多岐に渡ります。

Webライターの仕事風景

Webライターが携わる仕事の中でも代表的なものは、以下の5つが挙げられます。

  • コラム
  • インタビュー記事
  • イベントレポート
  • PR記事
  • オウンドメディア記事

これらのカテゴリから派生して、クライアントの業種ごとにさまざまなジャンルに分かれます。

そのため数あるジャンルの中から自分の得意とするジャンルを見つけ、それに特化させていくライターもいます。

たとえば、インタビューが得意なライターや、薬機法に精通し、化粧品関連や医療系の記事に特化して活躍するライターなど、専門性を磨くことで独自性を築いていくライターです。

ただ、仕事の依頼は”ご縁”の要素もあるので、依頼があればインタビューでもコラムでもオールマイティに対応するというライターもいます。

私自身も流れに身を任せる質なので、NGジャンルだけ決めて、チャンスがあればできるだけオールマイティに携わるようにしています。

特化型にせよ、オールマイティ型にせよ、それぞれにメリットがありますので、ご自身のスキルや性質を見極めて「自分はどちらで行くか」を決めるのも一つです。

特化型であれば、既に持っている資格を活かせるため記事あたりの単価は高くなる傾向にありますし、オールマイティに何でも対応できる場合は仕事に困ることはないでしょう。

コラム

そもそもコラムとは、新聞・雑誌に掲載される短い評論文や囲み記事を指しますが、Webメディアに掲載される記事の中にも「コラム」と呼ばれるものがあります。

掲載する媒体により、文章の硬さというのは異なりますが、エビデンスと論理性を兼ね備えていて、ライターの意見が述べられていることが特徴です。

インタビュー記事

インタビュー風景

企業やお店、時には話題の人物への取材を行い、その内容を基に文章化するのがインタビュー記事です。

インタビューの取材先は、クライアントからの依頼であらかじめ決まったところに取材する場合もありますが、自分自身で取材交渉から行う場合もあります。

インタビューでは、記事の目的に合わせて取材対象が伝えたいリアルなメッセージを深掘りし、それを文章として読み手に分かりやすく伝えることが特徴です。

イベントレポート

主に企業に関するイベントに実際に参加し、取材した内容を記事にまとめたものがイベントレポートです。

たとえば、新商品発表イベントやブランドのファンに向けたイベント、〇〇EXPOといった展示会などが挙げられます。

PR記事

記事広告やタイアップ記事とも呼ばれ、企業とWebサイトを運営している媒体・メディア側が協力し、商品やサービスを紹介していくのがPR記事です。

検索エンジンで見かける通常のリスティング広告とは異なり、あくまで媒体の一つの記事として、企業の商品やサービスを紹介していく記事になります。

オウンドメディア記事

そもそもオウンドメディアとは、企業が所有するメディアで、ユーザーへ発信する媒体のことです。公式Webサイトやブログなど認知拡大に有効な手法として、多くの企業が活用しています。

そのため、Webライターの仕事として最近依頼が増えてきているのが、オウンドメディア記事です。

なぜなら、質の良いコンテンツを作ることができれば、ユーザーから注目されSEO的にも評価されやすくなり、メディアとしての価値を上げることができるからです。

オウンドメディアのジャンルは、運営する企業の数だけあるといっても過言ではありません。

ファッション、グルメ、マーケティング、人材開発、建築関連、化粧品関連など、多岐に渡ります。

今回紹介した5つの中では参入障壁が最も低いので、オウンドメディア記事からチャレンジするとよいでしょう。

Webライターの一日について

ここからは私の場合になりますが、Webライターの一日を紹介していきます。

ちなみに私は、ライターとライティングディレクターを兼務しているので、記事を書きつつ他のライターのアサインや記事チェック等も行っています。

一日の流れ

10時~12時 事務作業がメイン
13時~14時 記事チェック+フィードバック等
14時~15時 打ち合わせ
15時~15時半 休憩
15時半~18時 A社記事執筆
18時~20時 休憩
20時~23時 B社記事作成準備

ライティング風景

私は、大体いつも朝10時くらいから始業します。そこから午前中2時間、午後5時間、夜3時間という時間配分になることが多いです。

参考までに、この時間配分にしている理由などを説明していきます。

午前中は、基本的にすぐに済むような作業や単調な作業をまとめてするようにしています。理由は、朝は体力があるため、凡ミスしやすそうな作業は朝のうちに済ませた方がミスを減らせるからです。

午前中の仕事が終わったら、お昼ご飯にしますが、実質30分ほどで簡単に済ませます。それも12時にお昼を食べるとは限りません。

私の場合は、お昼を1時間しっかりとると寝てしまいそうになるので、食べ終わったらすぐにパソコンの前に座るようにしています。

ちなみに、30分休憩だけで大丈夫なのか?と思った優しい方、大丈夫です。

午後にちゃんと休憩をはさむようにしています。

昼食後から夕方にかけては、チェックやフィードバックに時間を使うことが多いです。

また、大抵どんな仕事も午後から打ち合わせが入ることが多いかと思いますが、取引先が一般企業であるWebライターも同様です。

そのため日によっては、午後から夕方にかけて打ち合わせが入ることもあります。

そして、ようやく自分の執筆活動です。

夜型の私の場合は、夕方から夜にかけて頭が冴えてくるので、夕方から夜にかけて執筆に集中するようにしています。

そこから夕飯などをはさみ、寝る時間まで執筆の続きや次の仕事の準備をして就寝です。

最近は深夜に仕事をすることはしていませんが、Webライターを本業にし始めたときは、昼に起きて、翌3時頃まで仕事という生活スタイルの時もありました。

さすがに夜型といえども、日が沈んだあとに活動していると睡眠時間があっても、集中力が落ち不調が続くようになったので、今は日付が変わる前には寝るようにしています。

まとめ

ライター仕事風景

今回は、Webライターの仕事について網羅的に解説し、ライターの一日のスケジュールについて一例ではありますがご紹介しました。

Webライターの仕事は多岐に渡るため、現在ご自身が持っている知識やスキル、資格を活かすことも可能です。

私自身OLからWebライターに転身したのですが、趣味の部分も含めて今までの経験が現在の仕事に活きているなと感じています。

「好きこそものの上手なれ」とはよく言いますが、文章を書くことが好きであれば、必ず引っかかるジャンルは見つかります。

これからWebライターを目指す方は、臆さず色々なところにチャレンジしてみてください。

続きの記事

前の記事

Contact

まずは、お気軽にお問い合わせください。

マインドファクトリーでは、多くの中小企業のお客様をサポートさせていただいております。
お客様が抱える「デジタル専門の事業部がない」「Web知識のある人材がいない」といった課題をサポートすることで、
事業部や人材がいる競合相手にも勝てるWebマーケティングを実現してきています。

先頭に戻る